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こんにちは
retro flamingoへようこそ!
夏の風物詩 と言えば何を思い浮かべますでしょうか⁉
花火・夏祭り・蝉・海水浴 …他にも沢山ありますね〜
今回は風鈴を取り上げてみます。
近年の夏の気温は高く、窓を閉めてエアコンをつけるのが一般的化しましので、軒下に風鈴を下げるという発想に中々至らないのですが、街に出て店先などに有ると、とても素敵に感じますよね〜
お部屋のインテリアにも良いです。
日本では一般に湿気の多い夏をやり過ごすため 秋の鈴虫の声に似た風鈴の音を聞いて涼し気な風情を感じていました。
鈴・鐘・太鼓・笛など音の出る器物は、人類史に古くから関わりの深いもので、獣や魔物を追い払い生命をまもり、又仲間である獣や神を引き寄せる合図にも使われていました。
その歴史は いつから存在するかはっきりしないですが、お寺で堂の四方に邪気除けとして風鐸(ふうたく)と呼ばれるものが吊り下げられていたものや、
中国の唐の時代のは東西南北に風鐸を吊り下げ物事の吉兆を占う「占風鐸」なるものがあったそうです。
こうしてみると身を守る為のおまじないや縁起担ぎみたいに使われてきたのですね、ルーツをたどると深いです。
昨今では 種類も多く様々な材質・形状の物が作られ
それぞれ音が異なり、個々の味に魅了されます。
鉄器の物で岩手県の伝統工芸『南部風鈴』
真鍮の富山県の伝統産業『高岡風鈴』
小田原鋳物の砂張製『小田原風鈴』
これらの金属製のものはリーンと長い音が特徴。
ガラス製で『江戸風鈴』
琉球ガラス・諏訪ガラスなどで作られチリンチリンと短い音
兵庫県姫路の伝統工芸には明珍火箸を使った『火箸風鈴』があります。
特筆したのは主なもので、日本全国には他にもアイデアに富んだ素敵なものがありコレクターも多いでしょう。
風鈴行事には
日本各地の風鈴が販売される、川崎大師風鈴市(神奈川県川崎大師)
浅草寺ほおずき市、風鈴が多数販売
岩手県奥州市・水沢駅では毎年6月〜8月ホームに沢山の風鈴を吊るし、{日本の音風景100選]に選ばれているそうです、一度見たいものです。
他にも群馬県前橋市を走る、上毛電車の風鈴電車や 三重県伊賀鉄道の風鈴列車など各地で夏の風物詩として使われているのでした。
やはりに日本人の心に夏を感じる、風物詩のひとつとして風鈴はかかせないものですね。
近年では軒下ではなく室内のディスプレイなどで夏の風情を演出してくれるでしょう‼
如何ですか⁉ 今回の風鈴 毎日暑いですが、この夏の時間に素敵な風情をたしてみてはいかがでしょうか。
最期までお付き合い頂きありがとうございました。
又 何時もお待ちしております、retro flamingoでした。
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