どんなときに不安になりますか ?

常に不安です…

そして憂鬱…

その様な時間中の刹那に、気づき、癒やし、諦め、希望、等と様々な意図もしれない雑念を覚えて生きています。

年齢を重ねても魂たる心の内はさほど変わらないのだと思ったりする愚かさの中にても、些細な喜びがあったりします。

映画「未知との遭遇」

 

宇宙時代を迎えた21世紀…

かつてのレトロフューチャーな青写真は現実味を帯びて来ていると感じます。

空想科学イラストで名を馳せる小松崎茂氏の描いた世界には異世界が描かれていると共に行き着く現実が投影されている。

氏はもしかしたらタイムスリップして未来を見ていたのかもしれない、と思わされる位突出した空想の世界を描く天才だった。

小松崎茂氏については別の投稿にて詳しく取り上げるとして、

今回は1977年に公開されたアメリカ映画、「未知との遭遇」です。

実はこの映画は私が10歳の時に公開された映画でした。

スティーブンスピルバーグの映画で当時も大変な話題作となっていました。

しかし私は当時SF映画は苦手で、興味もなく見ていなかったのです。

そして2024年私は56歳になりました。

時代は変貌し、宇宙時代と銘打つ時にかろうじて身を置く今、都市伝説という新たと言える文化が世相にて認知され始めて、その内容にはさまざまな憶測が語られるようになり、

にわかに信じがたいフィクションは、もしかしたら現実に有り得ることなのかも知れないとすら、思われる時代を迎えたのです。

都市伝説では、来る宇宙人と人類の遭遇に際して、アメリカ政府の思惑において、グレイとする宇宙人の姿を全人類に知らしめる意図があったとする事が語られますが、それはETも然りですが、

そのような噂が囁かれる中、時は遥か40数年経過しました。

都市伝説に興味のある私は一度は「未知との遭遇」を視聴しておこうという衝動に駆られ中古のDVDを入手し、視聴しました。

四十数年も経過したにも関わらず、その映像のクオリティーには驚かされる事と

そのストーリーにもストレートなシナリオに、どこか懐かしさと幼い夢心地的な空間が広がっており、今だからこそに引き込まれる魅力があったのです。

前編において古臭くない映像の美しさと、夢が広がるストーリーは56歳を迎えた1人の男を夢に世界へ誘ってくれる不思議な魅力がありました。

スティーブンスピルバーグ監督恐るべし、個人の才能は勿論、私が評価するなど恐れ多いですが、人類に対する何か壮大な使命を持って存在するようにすら感じられるのでした。

映画「未知との遭遇」は一度は見て起きたい、ノスタルジックでありながら、レトロフューチャーな現実を予知した内容を表現した映画なのかも知れません。

映画の中にて主題的なアメリカ、ワイオミング州に存在する「デビルズタワー」の圧巻で神秘的な場所の魅力的な映像には魅了されるばかりで、一度は訪れたいと思わせる未知なる場所であるのです。