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こんにちは!
過去を考察する
ブログ
retro-flamingoです
今回は
一年の労をねぎおうとする、一家団欒の年の瀬の名物。
『日本レコード大賞』
それぞれの家・家族皆んなで心待ちに
テレビに集合して楽しんだ時代をふりかえり
日本の年の瀬の一つの文化を考察します。
日本レコード大賞の歴史は
1959年(昭和34年)
第一回日本レコード大賞に始まります。
この年は皇太子御成婚パレードが行われミッチーブームに沸いた年で、若者のファッションやロマンスに対する思想が花開いた年でもありました。
ここに端を発したレコード大賞は年の締めくくりとする意味でも人々に愛される歌謡番組としてお茶の間を盛り上げる欠かせない物となります。
それから今に見て60年が経過しました…
かつてを「レトロ」と言う要素を考えるとするならば、
家族の団欒のあったかくて相違に理解し育む絆は
そこを「コア」として世間と繋がっていたところに懐古するものであると考えます。
テクノロジーの進化に便利さを優先する社会では、音楽も携帯して楽しめる様になりました。
それについてはとても喜ばしい事です。
かつて皆で集い見た「年の瀬のレコ大」のホッコリする団欒の時間と
個々の年の流行歌は世相と重なりノスタルジーとなって其々に懐古します。
1967(昭和42年)生まれの私は昭和レトロたる世相をすごした生い立ちから、
とても趣深い和みを思い起こすのです。
高度経済成長期の世間にも歌謡曲(音楽)は人々の日々の活力の要素であり、皆が共有する娯楽でありました、
忙しい師走の時をやり過ごし迎える年の瀬は
個々に安堵し家族で一年の労をねぎらい、とても幸福を味わえた時代でした、
と言うのは私が当時幼少期であった目線での主観であり、
アナログでオカルト的な時代の長所に特化した一面であると言えるのですが…
言えば選択肢の限られた分かりやすい当時は皆テレビによる情報が主で
家族団欒の夜の時間は皆でテレビに向かい、
親子3世代にわたりあったかい時間を過ごす家庭も多くありました。
そこには
思いやりや人の気持ちを推し量る事を学び戒めることを共有する絆があったのです。
まるで近年にはそれが無くなったと言っているようになりましたが、
テクノロジーの飛躍的な進化はジェネレーションに違いを生み、
それは思考、思想、常識も流動的な時代へ変わり始めたのです。
そんな枠に囚われないグローバルな世界が広がる時代といえど、
生身の人は成長の過程を懐古するノスタルジー本能を備えています。
懐古と共に明日への光明を信じて歩んできた先人の功労に学び、
又 繰り返し後世へと繋がっていくのです。
誰もが持つ であろう
肥後の時にて
温くブライトな場面を思い起す
想いは
レトロを探求する人の夢であるのです。
「年の瀬のレコ大」
今回は昭和当時の心境を想い綴りました。
時代は変われど、
ノスタルジーは心に暖かい領域をもたらす栄養なのです。
それでは今回はこれで、
retro-flamingoでした。
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