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こんにちは‼️
retro flamingoへようこそ、
今回 は1957年(昭和32年)〜1972年(昭和47年)まで生産・販売していた軽自動車規格の三輪車『ミゼット』(ダイハツ工業)を取り上げて見ます。
『Midget』(ミゼット)とは英語で「超小型のもの」という意味で小さな車という想いを込めてつけられ、
その名の通り小さく ゆるキャラみたいに愛嬌のあるビジュアルで、現代においても(nostalgie=midget)とされるほど人気の絶えないヴィンテージcarになりました。
もとはオートバイの後ろに荷台と2つの後輪をつけた3輪トラック の通称「オート3輪」は安価な貨物自動車として、自転車やオートバイに代わる(配達の足)として当時の小さな企業や商店で人気を博したのです。
『ALWAYS 三丁目の夕日』でも当時の需要がうかがえるシーンが印象的でした…
ミゼットは専用独自の設計が成されその完成度は高く、ダイハツの大量生産による低価格化とCMをいち早く取り入れ、何より当時は未だ珍しかったローンによる販売を導入してました、それにより資金の豊かでない零細企業や商店主でも少し無理をすれば購入できる車だったのです。
先陣を切る販促術は凄いですね〜
その容姿は鳥の嘴を連想させるノーズ部分の下に1輪のタイヤが中央に覗き、まん丸目玉ライトの顔は まるで生き物みたいな愛らしさ、
それに小さい個体のフォルムから発するブルブルというオートバイの様な…
何だか頼りない音は、
乗ってのんびりと景色を楽しみながら、何処か行きたくなる衝動にかられるのです。
そう言えば…
1990年公開された映画『稲村ジェーン』サザンオールスターズの桑田圭佑監督作品
伝説のビックウエーブ(ジェーン)を待つサーファーたちの青春を描いたストーリー中で 主人公 ヒロシ(加勢大周)がミゼットにサーフボードを積んで海へ向かうシーンの長閑な様に憧れたのを思い出します。
当時の3輪ブームは10年ほどの間に、他にもマツダ・k360、
三菱と言った今に至る主要メーカーでもそれぞれのデザインで販売さました。
そのミニマムな愛らしい3輪車ですがタイでは「サムロー」(トゥクトゥク)と言われ今でも多く用いられています、良くタイの観光風景に登場し、街を疾走する様子をみかけます、
これらは1960年代以降に現地で部品などを輸入して組み立て生産される様になった日本製軽3輪トラックの末裔とされます、
タイでは素敵な文化となり今でも活躍しているのですね〜
一度乗ってみたいです。
今回は そのルックスの愛らしさから、ダイハツのミゼットに特化して取り上げて見ました。
楽しんで頂けましたらうれしいです。
それでは又お会い致しましょう‼️
retro- flamingoでした。
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