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子どもの頃、私の家のお風呂は五右衛門風呂でした。
今のようにボタン一つでお湯が張られる時代ではありません。大きな鉄の釜に水を張り、下から薪をくべて火を焚きます。パチパチと爆ぜる薪の音、立ちのぼる煙の匂い、そして釜の縁からゆらゆらと立ち上る湯気──その情景はいまも鮮明に思い出せます。
入る前には必ず湯加減を確かめました。丸い木の底板をそっと浮かべ、それを足で押さえながら、しゃがむように体を沈めていきます。鉄の側面は焼けるほど熱く、うっかり触れれば火傷をしてしまう。だから家族は一人ずつ順番に入るのが決まりでした。
今回は昭和30年代頃まで人形や眼鏡フレーム、他にも広範な物の素材で使われていた、セルロイドを見てみたいと思います。 セルロイド人形とかよく言われるので皆さん耳にした事は有るのではないでしょうか⁉️ 昭和レトロな時代年生まれの私などはセルロイドと聞くだけで昭和レトロの暖かい感じを覚えるのです。ʕʘ̅͜ʘ̅ʔ
動物と人との絆は、時として言葉を超えた深い感動をもたらします。私自身、愛犬と暮らして9年目を迎えますが、日々の暮らしの中で「気にかけてもらっているのはむしろこちらなのでは」と感じる瞬間が幾度となくあります。そんな折、ふと思い起こされるのが、世界中で愛され続けるあの蓄音機に耳を傾ける犬の物語です。

「His Master’s Voice」原画(パブリックドメイン)。 ※本画像は著作権切れの原画であり、特定企業の商標利用を目的とするものではありません。 出典:Wikimedia Commons
Dave Cooper His Master’s Voice: The Perfect Portable Gramophone
Prolog
動物と人との絆は、時として言葉を超えた深い感動をもたらします。私自身、愛犬と暮らして9年目を迎えますが、日々の暮らしの中で「気にかけてもらっているのはむしろこちらなのでは」と感じる瞬間が幾度となくあります。そんな折、ふと思い起こされるのが、世界中で愛され続けるあの蓄音機に耳を傾ける犬の物語です。
ニッパーとはどんな犬か
モデルの犬の名前は ニッパー(Nipper)。
ブル・テリアとフォックス・テリアの血を引く雑種テリアで、1884年頃、イギリス・ブリストルに生まれました。
飼い主は、舞台の背景画を専門とする画家(シーン・ペインター)、マーク・ヘンリー・バロウド(Mark Henry Barraud)。ニッパーはたいへんやんちゃな性格で、来客の脚に噛みつこうとする悪癖があったことから、「噛む・つまむ」を意味する英語 “nip” にちなんで Nipper と名付けられました。
飼い主の死と、弟への引き継ぎ
1887年、飼い主マークが病のため他界。ニッパーはマークの弟で、同じく画家の フランシス・バロウド(Francis Barraud) に引き取られ、ロンドンへと移りました。
フランシスはニッパーをたいへんかわいがり、兄マークが生前愛用していた円筒型蓄音機(エジソン式フォノグラフ)にニッパーが耳を傾ける様子を日常的に目にしていたとされています。
しかし、ニッパーは 1895年9月、キングストン・アポン・テムズにて生涯を終えました。享年11歳ほどと推定されています。
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名画「His Master’s Voice」の誕生
ニッパーの死から数年を経た 1898年頃、フランシスは記憶と当時のスケッチをもとに一枚の絵を描き上げました。それが後に世界的名画となる 『His Master’s Voice(主人の声)』 です。
画中のニッパーは、円筒型蓄音機のホーンに顔を近づけ、じっと耳を澄ませています。フランシスはその姿を“亡き主人(兄)の声を聴いているように見えた”と語っています。
※重要な史実として―この絵が描かれたとき、ニッパーはすでにこの世を去っていました。つまりこの名画は、愛犬への追憶と、兄への哀悼が重なり合った、記憶の中の肖像画だったのです。
英国エジソン・ベル社の拒絶、そして歴史的な商標契約へ
フランシスは完成した絵を持ち込み、まず 英国エジソン・ベル社(英国法人) に売り込みましたが、「犬が蓄音機の音を聴き分けられるとは思えない」という理由で一蹴されました。
次に彼が訪ねたのが グラモフォン・カンパニー(The Gramophone Company Ltd.) ――のちに EMI となる英国のレコード会社です。同社の技術責任者はこの絵に深く感動しましたが、一つ条件を提示しました。それは「画中の蓄音機を、わが社が扱う円盤式グラモフォン(ディスク式)に描き直すこと」でした。
フランシスはこれを承諾し、円筒型から円盤型へと蓄音機を描き直した上で、1899年、グラモフォン・カンパニーは著作権と原画を買い取り、商標として登録しました。買取額は100ポンド(うち50ポンドは原画の買取代金)と記録されています。
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アメリカへ、そして日本へ
この商標はほどなく大西洋を渡り、アメリカの ビクター・トーキング・マシン・カンパニー(Victor Talking Machine Company) もライセンスを取得。円盤式蓄音機(グラモフォン)の普及・発展に尽力した エミール・ベルリーナー(Emile Berliner) らと密接に関わりながら、「最高の音質と品質の象徴」として広く用いられるようになりました。
そして 1927年、アメリカのビクター社との技術提携により日本で設立された 日本ビクター株式会社(現・JVCケンウッド) もこのロゴを継承。日本においても「蓄音機に耳を傾ける犬」のマークは広く親しまれ、今日に至ります。
また英国では HMV(His Master’s Voice) としてレコードショップのブランドとなり、こちらも世界的に知られた存在です。
ニッパーが今も愛される理由
ニッパーは単なるトレードマークのキャラクターを超え、今日では世界中でグッズが制作され、コレクターズアイテムとしても高い人気を誇っています。
その人気の根底にあるのは、一匹の犬が亡き主人の声に静かに耳を澄ませるという、言葉のない純粋な愛情と追憶の物語ではないでしょうか。犬は嘘をつかない。媚びない。ただまっすぐに、大切な存在を慕う。その姿が人の心を打ち続けて、すでに一世紀以上が経ちます。
Epilogue
動物と人との絆にまつわる物語は世界中に存在しますが、ニッパーの物語は絵画・音楽・テクノロジーの歴史とも交差する、稀有な軌跡をたどっています。
愛犬と過ごす日々の中で感じる癒しや幸福は、言葉や理屈を超えたところにある「魂の共鳴」とでも呼ぶべきものかもしれません。ニッパーが蓄音機に耳を傾けたあの静かな姿は、そのことを百年以上前から静かに、しかし雄弁に物語っています。
Ꭲhe end
最後までお付き合い下さりありがとうございました、この記事があなたの明日のスパイスとなれば嬉しいです。
【主な参考史実の補足】
ニッパーの生没年は1884年頃〜1895年9月/絵画の制作は1898年頃(没後)/グラモフォン・カンパニーへの売却は1899年/日本ビクター設立は1927年。原文にあった「ブリストン」はブリストル(Bristol)の誤記です。