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こんにちは
retro-flamingoです。
今回は『アール・デコ』調からインスパイアされる、落ち着きに浸る様な感覚にフォーカスします。
『アール・デコ』とは、
1910年代半ば〜1930年代ヨーロッパおよびアメリカ合衆国(ニューヨーク)を中心に流行、発展した装飾美術の傾向を表すもので、
確固たる定義付けは難しい様式であり、幾何学的な形、太い曲線、定規で引いたょうな直線など、当時のものに見る傾向は感じ取るところに提唱されます。
それは人々の生活の中に広く表現されました。
建築、家具、工業デザイン、美術(ポスター・絵画)、工芸(宝飾・ガラス工芸・陶芸・金属工芸・室内装飾)、ファッション。
アメリカの代表的な建築には
クライスラービル
ロックフェラーセンター
エンパイアステートビル
ウォルドルフ=アストリア
エセックスハウス
ラジオシティ・ミュージックホール
又マイアミの街並みは「マイアミ・デコ」・「トロピカル・デコ」と呼ばれる。
『トロピカル・デコ』はパステルカラーの華やかな彩色に彩られたアール・デコの装飾の美しさで、リゾートという現実逃避を誘う街並みを演出する。
あげれば世界中見られるアール・デコですが、
ここでは割愛させていただいて…
日本にて著名なアール・デコ建築に、東京都庭園美術館《旧朝香宮邸》があります。
アール・デコの静観さは内部の構造、インテリアに漂い
アール・デコ調の空間に佇んでみると、とても悠揚な気持ちに包まれ
どこか懐古的で心の奥に人心地が芽生える様な感覚にひたれます。
その雰囲気は『レトロ』を提唱するところにあるでしょう。
現代にても機能性重視を突き詰める事をつずける過程で、どこかノスタルジックな部分に夢を馳せるのは必要な事と言えます、
アール・デコが発展した頃は輸送技術(車、列車、飛行機)が発達し、ニューヨーク・マンハッタンでは超高層ビルが建てられ、富が集中しとても裕福な文化的に怒涛の変化の起こった時代でした、
裕福な時代を彩る装飾は豪勢さを表し、どこか心理的な余裕みたいなものを感じます。
日本の邸宅には、景気の良い時代には床材や壁などには色の濃い暗めの落ち着きのある物が流行り、
景気の悪い時代には、それらが明るめの物に変わる動向があります。
その様な要素を加味してみると、
アール・デコ様式に感じるレトロの提唱には、
当時の裕福さや悠然とした物を感じることができ、
悠揚な心持ちに浸る事ができるのです。
それでは今回はこれで…
retro-flamingoでした。
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