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こんにちは
retro-flamingoです。
『ハートブレイク・ホテル』
今回のタイトルは、エルビス・プレスリーが1956年に発表したシングル曲で、
当時ビルボード・チャート1位を獲得、それ以降多くのミュージシャンに絶大な影響を与えた名曲です。
歌詞のあらすじは
恋に傷ついた心と、一人でいる事の寂しさを晴らしたいならハート・ブレイク・ホテルを訪ねてみるといい…
心を晴らせるハートブレイク・ホテルと言った内容で、
トロピカルなネオンサインを想像させる様なキャッチーなタイトルとその内容(歌詞・メロディー・楽曲)に多くの人がやられました。
製作者は、学校の教師をしながら作曲家、ラジオ・パーソナリティーとマルチな才能の持ち主であったメイ・アクストンという女性と、トミー・ダーデン(ソングライター)でした。
そんな『ハートブレイク・ホテル』の誕生には逸話があります。
1955年 マイアミ・ヘラルド紙という新聞に「私はロンリー・ストリートを行く」と遺書に書き記し自殺した若者の記事がありました。
この記事を読んだメイ・アクストンは一人で寂しく死んだであろう若者の思いを鑑み、そこからハートブレイク・ホテルを制作するのです。
「ロンリー・ストリートにハートブレイク・ホテルを建てる」をテーマに…
歌詞中には 寂しい、一人じゃいやだろ、死ぬほど寂かったら、と繰り返されます。
そんな時の拠り所はハートブレイク・ホテル、ハートブレイク・ホテルへ来なさいと。
誰もが持ち合わせる叙情に諭す様な語りかけは、聴く人の心に救いをもたらす効果があります。
それをエルビスが歌い上げ一世を風靡しました。
『エルヴィス・プレスリー』(キング・オブ・ロックンロール)の資質の偉大さはその名曲に宿り輝き、
人の心に憧れや夢を想像させます。
それは、彼の極貧の幼少時代から一気にスーパースターに上り詰め『アメリカン・ドリームの象徴』とされたところに凝縮される要素があるのでしょう。
今回は エルビス・プレスリーの名曲の中からハートブレイク・ホテルを取り上げてみました。
音楽に込められるメッセージの、
人の心に残り、時に勇気を与えてくれる素晴らしさには染み染みとさせられます。
retro-flamingoでした。
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