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retro flamingoへようこそ‼️
今回は『浮世絵』を取り上げてお送りいたします。
世界的にも注目されている『浮世絵』ですが…
その日本ならではの画風に見る者は独特の印象をうけます
丸みを帯びてしなやかに描かれた人物画からは 温かさが伝わって来ますね。
『浮世絵』の歴史
浮世絵は17世紀後半に始まり、 1867年にはフランス・パリで開催された万国博覧会に出品された事をきっかけに、 19世紀末のヨーロッパには日本の伝統芸能のムーブメントが起きました。
これを『ジャポニズム』と言い20世紀初めまで展開し、印象派などの西洋絵画や工芸品に大きく影響を与えたのです、
当時のモネ、マネ、ドガ、 といった若き日の巨匠又
ゴッホに至っては熱心な浮世絵好きで、弟のテオの物も合わせて計477点の浮世絵を収集していました。
海を越えてこんなに著名な人達に高い評価をえていたのは驚きです。
さて日本では江戸時代前では戦乱の世でしたので「うきよ」といえば『憂世』と表され辛く移ろいやすい世の中として、人々の苦悩が込められていましたが、
徳川幕府が開かれ天下泰平の時代の到来により、人々の心にも明るさが芽生え 浮き浮きと暮らそうと言う思いから、『憂世』から〜『浮世』という享楽的な言葉へと変化し、
260年以上良い時代が続きました。
江戸の人々の暮らしの楽しみは「遊び」と「芝居」でした、これらが「美人画」・「役者絵」としてポスターやブロマイドと言った流行ファッション誌の役目として浮世絵は大衆に浸透していきました。
それは当時の世相、風俗、風習、考え方などを過去や未来ではなく、『今』をリアルタイムで描き伝えるものとして浮世絵師達は最先端の情報を絵に込めたのです。
江戸の人々が日々に移る浮世絵を楽しみに日々を送っている様子が想像できますね〜
江戸の広告メディアとして重宝された浮世絵は、江戸を訪れた人々が故郷へお土産に持ち帰る事で全国へ広まっていき、地方では「江戸絵」と呼ばれ
江戸では「紅絵(べにえ)」、「錦絵(にしきえ)」の名で親しまれ、時代の最新情報を伝える広告媒体として広く国内へ普及したのです。
そんな浮世絵は、一作家による美術品と思われ「絵師」に注目する事が多いのですが。
実は 絵師・彫師・摺師という其々の職人による共同作業により完成される工芸的な絵画作品なのです、
大規模なメディアを築きあげる作業は、江戸時代にすでに営利目的の出版社を呈する枠組みが出来上がっていたのですね〜 ʕʘ̅͜ʘ̅ʔ
大々的に表に公開するまでの裏にはやはりしっかりとしたシステムの構築があるという事を改めておもいました。
江戸の大衆メディア『浮世絵』
について今回見てみました、最期までお付き合い頂きましてありがとうございました。
又お会い致しましょう‼️
retro flamingoでした。
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