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こんにちは
retro flamingoへようこそ‼️
今回は お酒好きの方に響く題材を取り上げてお送りしようと思います…
私も無類の酒好きでして、若い時分は雰囲気に任せて長い時間飲んだものでした、人とのコミュニケイションのメソッドとしては、1番であると疑いませんでした。
当時は楽しさがウエイトを占め、お酒を味わうと言うより量と酔い加減に時間を任せて飲みに出かけたものでした。
そしていい歳になって…
(ここで言ういい歳とは1967年生の自分の主観である)
1日の終わりに自宅にて、しみじみと飲むお酒、チビチビと嗜むと言うに相応しい時間の演出に錫器を入手してみました。
『錫』
錫の持つ特性には水を浄化し雑味が取り除かれ、酒がまろやかになるとされます、又 金属には其々固有の香りがあり…
錫の持つ甘くフルーティーな芳香は、お茶や酒の味を引き立てると古くから愛好されているのです。
錫器が日本に伝わったのは今から約1300年前と言われ、
奈良正倉院宝物に錫製薬壷・水瓶など数点保存されています。
奈良時代後期に茶と共に持ち込まれた可能性が高いと推測される。
金属錫は比較的毒性が低い… 素人目には鉛などと似たような部類の物かと勘違いしがちだがそうではない。
そして酸化や腐食に強く主に飲食器として用いられました。
現在でも煎茶道では錫器が用いられる事が多く、又日本独自の伝統的な物としては、神社で用いられる瓶子(へいし、御神酒徳利)、水玉、高杯などの神具がある。
これらは京都を中心に製法が発展し全国へ広まり、それまで特権階級のものであったのですが、江戸時代には町民階級にも慣れ親しまれ、酒器、特に注器(つぎ)としてもてはやされました。
今においても、
京都、大阪(大阪浪華錫器)
鹿児島(薩摩錫器)
など伝統的な錫工芸品は有名ですね〜 、 記念品、ご贈答品などにも重宝される逸品です。
近年には 日本酒🍶用だけに止まらず、ビアマグやタンブラーなども作られ、一部の飲食店、居酒屋などお酒を主としたお店では日本酒の燗に、錫のチロリ、御猪口、ぐい呑などで楽しめる所もあります。
錫は非常に柔らかく長く使い込むことで傷が刻まれ、傷つく事で生まれる寂びた美・味わい深かさは使い込む程に風合いが増し、自分と共に酒の時間を費やしてくれる思い入れのある物えと育っていくのです。
お酒好きな者には正に至極の嗜好であるでしょう‼️
1日のダレヤメに…
マッタリ、チビチビ 、想いを巡らせながら錫の器でお酒を嗜むひと時は何とも乙なものではないでしょうか。…
今回も最後までお付き合い頂き有難う御座いました。
それでは又次回で…
retro flamingoでした。
価格:10,800円 |
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