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こんにちは‼️
retro- flamingoへようこそ‼️
よく暖簾(のれん)に誘われて足が向くと言いますが、
店の戸口に素敵な暖簾を見るとチョット覗いてみたくなりますよね…
今回はその素敵な暖簾(のれん)をとりあげて見ようと思います。
今日では日よけなどにサンシェード又簾(すだれ)を窓などに立て掛けたり吊り下げたりしますが、
暖簾も初めは日よけ又 塵(ジン・土ぼこり。ごみ。ちり)よけのため生活の知恵から派生した物でした。
家に直接風や光が入るのを防いだり、外からの目隠しに、
冬は寒風を遮る厚手の布を、夏は涼しげな竹や葦を編んだものをかけたりと、
冬用の物は『暖簾』夏用の物を『涼簾(りょうれん)』と呼んでいましたが
やがて暖簾はお店の営業時間に掲げてお客を呼び込む目印になり閉店になると暖簾をしまうという、看板的な役目も担うようになり
今では暖簾名などと言われるように 屋号を指す言葉となりその店の信用・格式を表すようになりました。
そして夏において涼簾と言われた物は『簾(すだれ)』になったのです。
街では 食堂・ラーメン店・寿司屋 ・居酒屋など飲食店に多く見かけます
戦後の屋台・食堂などでは客が食後に出て行く際に摘んで汚れた指先を暖簾で拭いていくということがあり、
暖簾が汚れているほど繁盛店であるという目安にされていたのだとか!
あと温泉の「湯のれん」がありますね〜旅館などで暖簾をくぐり入る湯は格別です。
まだその他にも…
下げられた暖簾にそのお店の雰囲気や個性が伺え、興味をそそります、色々な暖簾を見比べるのも楽しいですし、自宅でもオリジナルの暖簾を作ってインテリアに下げると素敵でしょうね〜。
これまでみてきた暖簾は布の物ですが、
他にも…
縄暖簾(紐暖簾)
布の代わりに荒縄を横にならべ垂らした物。
珠暖簾(玉暖簾)
珠を繋げて紐に通し垂らした物。
日よけ暖簾
割れがなく一枚布の大型の暖簾、下は地面まで垂らし、縄などで縛って固定する。
といった物も種類としてあるのです。
先の2つは一般家庭でもインテリアとして見かけることがあります…
3つ目の日よけ暖簾は実際使用すると日よけと共に 景観においても素敵な演出効果がもたらせそうですね〜
観光地の老舗お土産屋さんと言った感じでしょうか‼️
屋号・商号・家紋などが染め抜かれた暖簾
江戸中期には人を沢山使う大店(おおだな)では長い年季を務め上げた者に暖簾分けが許されました。
そんな名誉のある暖簾から派生した様々な暖簾は人を招きこむ要素があるという事を、その用途からも納得させてくれます。
今回 『暖簾の招き』
最期までお付き合い頂きありがとうございました。
又お会い致しましょう‼️
retro- flamingoでした。
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