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retro- flamingoへようこそ‼️
現代では一般的に日常に使う人の少なくなった万年筆、
ステイタスシンボルとしての高級なイメージがあり、ひと昔前の文豪が萬年筆で筆する場面などを連想させますね〜 ✒️
そんな『万年筆』を今回取り上げて見ます…
因みに 『萬年筆』とも書きます。
その歴史は953年のエジプトで萬年筆の原型が発明され
その後1809年9月23日、イギリスの「フレデリック・バーソロミュー・フォルシュ」が特許を取得したのが最初で、
イギリスの「ジョセフ・ブラーマー」も7つの特許を取得し「fountain pen」(泉のペン)と言う名称を始めて用いました。
その後1883年アメリカの保険外交員ルイス・エドソン・ウオーターマンが調書にインクの染みを作ってしまい、契約を取り逃がした事をキッカケとして、毛細管現象を応用したペン芯を発明したことが万年筆の基礎となりました。
発明から長い時間の経過がありますが、失敗から学び再発防止の為の開発の流れは、何にでも大切な要素ですよね〜
日本では江戸時代以前『御懐中筆』の名で万年筆の前身らしき物は発明されていました。
万年筆が日本に入ってきたのは1884年、横浜のバンダイ商会が輸入し東京・日本橋、丸善などで販売されました。
当時は『針先泉筆』と呼ばれており、
『萬年筆』と命名したのは日本初の国産万年筆を模索した大野徳三郎、
又 末永く使える、と言う意味で、「万年筆」の訳語を与えたのは内田魯庵であるとされます。
万年筆はペンと共に1960年代頃まで、手紙やはがき、公文書など改竄不能な文書を書く為の筆記具として主流でしたが、
徐々にメンテナンスフリーなボールペンに取って代わられ、
1970年代には公文書へのボールペンの使用が可能となり、書き味に癖がなく安価な水性ボールペンが開発された事で、万年筆はあまり利用されなくなり、役所によってはサインペンと同等とみなされ使用禁止にされる所もある。
時代の流れにおいて、なにかと便利さに特化しそちらを選択してしまうのが世の常です!
それは開発(技術)の成果であり悪い事ではないのですが、
良い物(味のある物)と言うのは、永く愛され根強く残るものなのですね。 ʕʘ̅͜ʘ̅ʔ
万年筆の希少性・独自性はその歴史から現代においても、趣味の高級文具としてファンを魅了し、今日では書籍や雑誌が刊行されているのです。
万年筆で書かれた文字は線にふくよかさがあり、書き手の品格が伺えとても素敵ですよね〜
とても憧れを抱きます‼️
それでは、今回はこの辺りで ((≡ຶ⚲͜≡ຶ))
最後までお付き合い頂きありがとう御座いました‼️
又 次回でお会い致しましょう、
retro flamingoでした。
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