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こんにちは
retro−flamingoです。
今回は妄想力(想像・創造・発想)を培う文化媒体と言える本にフォーカスしてみます。
読書には一人で妄想の世界へ入る事で、脳内にスクリーンを描き異世界を構築する、インスピレーションにも繋がる思考を活性化する作用があります。
皆さん読書中には没頭され、知らずのうちに様々な脳内モードになっているのではないでしょうか。
近年では電子書籍・オーディオブックなどと嵩張らなく便利な物も出現し、読書するにあたり場所を選ばなくても出来る様になりました。
そんな本の時代における潮流を見てみたいと思います。
書物の始まりは紀元前3500年頃メソポタミア文明の文字の刻まれた粘土版でした。
それからエジプトではパピルス(葦という植物の繊維質)から出来るパピルス紙を使用する様になり、
持ち運びが重く不便であった粘土版に代わり、巻き物にしたり、必要な大きさにする事も可能となります。
そして紀元前1世紀以降には羊皮紙も登場し、こちらは動物の皮という事もあり、耐久性があり、折ったり縫ったりも出来ることから重宝されました。
そして中国にて紙が発明されます、
西暦105年中国、漢の宦官をしていた祭倫によるものでした。
書を認めた素材もこのような変遷を辿りました。…
日本における最古の小説に『源氏物語』があります、
折り本と言われる蛇腹(じゃばら)式の本は平安時代に中国より伝わった様式でした。
『源氏物語』は世界初の小説と言われ、本文に挿絵も入り金箔による豪華な装飾もされた物で、宮廷でも読まれ12世紀以降最も人気を得た小説でした。
これらの読み物を形作る様式には、「折り本」や、「巻子本」(横に長くて軸に巻いた物)
また中世のヨーロッパにて作られた冊子状の写本などは『コデックス』と言われました。
『コデックス』とは、現在の書籍の原型になった冊子状の本のことを言います。
折り本や巻子本などは長くなり、ページの区切りや索引が無く不便でしたが、コデックス仕様になる事でコンパクトで扱いやすく、両手が自由に使えることで普及していきました。
本は古代からの人類の歴史における記憶を記録し後世に残す媒体であり、
様々な文化における発信の記録である。
人の思考に有る広範な分野を網羅し残される書籍には、温故知新は勿論、
昨今では読書することでもたらされる効果は身体の健康にもつながるといわれます。
オックスフォード大学の神経学名誉教授であるjohn Stein氏は「読書は大脳のトレーニング」であると主張されているそうで、その効果は大脳を活性化しアルツハイマー病の予防にもなるとの事です。
読書により妄想力を培う事で、ひらめきや、ソリューション能力、行動力へと多岐に及ぶ幸福な思考を取り入れられることは明瞭であるといえるのです。
活字離れ、読書離れと言われる近年ですが、
社会に見る重鎮は、誰もが読書愛好家たるライフスタイルを提唱しているのは顕著な事実であります。
頭脳の妄想媒体、本を読んで幸福思考を取り入れましょう。
今回はこれで終わりです、他の記事も見て楽しんで頂けたら嬉しいです。
retro-flamingoでした。
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